虫歯がないのに歯がしみる・・
まだまだ暑い日が続きますね!体調を崩さず頑張っていきたいところです。
さて、歯医者さんで、虫歯がないと言われたはずなのに、冷たいものや歯ブラシをあてると歯がしみる・・・
それは歯の知覚過敏が原因かもしれません。
知覚過敏というと、歯がしみるだけなので放っておいても大丈夫?と思う方もいるかもしれませんが、知覚過敏は段階によっては、治療をしないと症状が大きくなる場合もあるので、一度歯医者さんに診てもらった方が良いです。
そもそも知覚過敏ってなぜおこるのか?
それは、歯の一番表層にある“エナメル質”いう部分が何らかの原因で削れてしまい、エナメル質の下の“象牙質”という神経に近い部分に刺激が伝わりやすくなってしまうことで起こります。
歯が削れる原因は、食いしばりや歯ぎしり、歯をゴシゴシ強く磨きすぎたり、酸っぱいものを食べすぎたりなど様々です。
知覚過敏の治療はその症状に応じて、段階的にすすめていきます。
まずは日常生活に知覚過敏のリスクがないかを問診、検査し、改善できるように指導をおこないます。
症状が軽い場合は、その後コート剤を塗り経過をみます。
症状が重かったり、コート剤もあまり効かない場合は、噛み合わせの調整をしたり、歯周外科治療を行ったりします。
たかが知覚過敏?と思っても、まずはご自身の歯の状態をしっかり知ることで、さらなる痛みの予防につながります。
気になるかたは些細なことでも、歯科医師、衛生士にお尋ねくださいね。