よく噛むと脳が若返る?
今年ももうあと少しで終わりです!皆さんお忙しい年末を過ごされていると思いますが、体調を崩さないように気を付けてくださいね。
さて、「最近物忘れが増えた気がする..」と心配な方、「将来、認知症になったらどうしよう」と不安な方、いらっしゃいませんか?
ぜひ噛む刺激で脳を活性化させる脳トレをはじめてみましょう!
江戸時代の医師であり「養生訓」の著者である貝原益軒先生は、「人は歯をもって命とするゆえに、歯という文字を「齢」ともよむなり」とうたっています。
今でこそよく噛むことは健康に良いということは皆さんなんとなくわかると思いますが、近年、認知症と噛む機能の密接な関係が明らかになってきています。
口の中には、鋭敏なセンサーが集まっており、たとえ腕に触れても気にならないような小さなごみでも、口の中では不快でたまらないはずです。それほど、口の中の膨大なセンサーが小さな刺激でも感知し、脳に刺激を送っています。
近年認知症がとても身近な問題となっていますが、これは近年の便利すぎる生活による脳の甘やかしが原因ではないか、ともいわれています。
スイッチ一つで事足りる生活は脳への刺激を減らし、また一日3時間以上の過度なスマホの使用などは逆に脳に負荷がかかりすぎ、脳の血流が低下するともいわれています。(デジタル認知症などと呼ばれるようになりました)
そこで、口の中の膨大なセンサーを利用したガム噛みトレーニングによって、膨大な刺激を脳に良く送り込むことができます!噛むと脳への血流量が増え、認知機能と深い関係のある前頭前野の活動が促されます。
よく噛むこと、また舌を動かしてトレーニングすることは、認知症予防やお顔のストレッチ、フェイスリフトにもつながりいいことばかりです。
皆さん是非日常生活に取り入れてみてくださいね。